車検 シール
車両検査、車検において自動車が、国の定める保安基準に適合していると認められた場合、自動車検査証と検査標章であるシールが交付されます。
ディーラーや自動者整備業者などの業者に依頼した場合でも、所有者によるユーザー車検を行った場合でも、同様のシールとなります。
検査標章のシールは四角形で、次回の車検満了の年月が記載されており、普通車は水色、軽自動車の場合は黄色になります。この車は登録済で、きちんと車検に通ってます、という証明になります。
車検満了の年月日は車検証に記載されているので、次回の車検時期についてはこの年月日を確認しておくことが望ましいでしょう。検査標章のシールは車両のフロントガラスの内側に前方から見易いように貼り付けるよう規定されています。
数字がダイアル式に書いてある丸いシールは定期点検について表すもので、厳密にいうと車検とは関係がありません。定期点検済証を貼れるのは陸運局に認められた認証工場、指定工場、民間車検場だけですので、ユーザー車検の車等には貼られていません。検査標章である車検のシールを張らないで車を運転することは、法道路運送車両法という律で禁止されており、厳しい罰則があります。万一、フロントガラスの交換等をしなければならない等、やむを得ない場合に限り、手続きをすることで再発行できます。
点検整備済のシールについては特に貼らなければならないという規定はありません。
車検 シールについて